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2024年1月1日夕刻、年初から能登半島地震で多数の犠牲者が出ました。翌日には羽田で救援に向かう予定の海上保安庁の救援機とJAL機が衝突。年頭に2つの大きな災難が振りかかりました。約３年間コロナの苦難を乗り越えた矢先に再び災厄の試練です。安堵の筈のお正月にこんな大災害が発生するとは人生というのは本当にわからないものです。
我々は人生100年時代という嘗て経験のないライフステージへと突入しており、企業は旧来型の資本主義の根底にある業績と成長一辺倒の考え方だけでは乗り越えていけないそんな時代が到来してきたと肌で感じております。

生成AIで火が付き本格的に訪れるAI時代、何歳でも働くことのできるマルチステージな世の中、一層進むデジタル社会、グリーンエネルギーや環境保全に貢献する企業経営と人間や企業の価値観をどこに求めるのかを再度問われる時代になってきました。過去資本主義の行き過ぎが環境破壊や働く人の価値観を壊してしまうのであれば、幸せを追求するという人間本来の生き方を再認識して、企業もそれに報われる体制にパラダイムシフトしていくことが必要なのではないでしょうか。

社員の幸せ、会社の幸せ、お客様の幸せ、ビジネスパートナーの幸せ、そして家族や世の中の幸せ。改めて幸せを問われる時代になった、そしてそれを追求していく会社こそ我がスパイクシステムズの使命ではなかろうかと思う今日この頃です。

令和６年2月26日
スパイクシステムズ株式会社 代表取締役　佐野 幸信